こんにちは!
音楽の都、オーストリア・ウィーンへいつ行こうか悩んでいませんか?
ウィーンは、壮麗な宮殿や美しい街並み、そしてカフェ文化が魅力的な都市です。

ウィーンってどんな気候なの?

どんな服を持って行けばいい?
この記事では、そんな疑問を一気に解決し、ウィーン旅行を100%楽しむための準備をサポートします!
この記事でわかること
- ウィーンの年間気温と、日本の気候との決定的な違い(乾燥と寒暖差)
- ヨーロッパ渡航経験者が教える、本当に快適なベストシーズンはいつ?
- オペラ鑑賞やクリスマスマーケットなど、目的別のおすすめ服装と持ち物
この記事を読めば、ウィーンの気候に合わせた準備がバッチリでき、最高の旅を楽しめるはずです!
オーストリア/ウィーンの年間気温と気候の特徴

ウィーンは「夏と冬の気温差が大きく、乾燥している」という大陸性気候!
夏は暑く、冬は寒さが厳しいというメリハリの効いた気候です
年間気温
ウィーンは内陸に位置するため、海洋性気候の国々(イギリスやベルギーなど)と比べて、夏は暑く冬は寒くなります
特に冬は最低気温が氷点下になる日が多いため、本格的な防寒が必要です
| 月 | 平均最高気温(°C) | 平均最低気温(°C) | 平均気温(°C) |
| 1月 | 3.2 | -1.5 | 0.8 |
| 2月 | 5.1 | -0.3 | 2.4 |
| 3月 | 10.3 | 3.5 | 6.9 |
| 4月 | 16.4 | 7.8 | 12.1 |
| 5月 | 21.3 | 12.4 | 16.9 |
| 6月 | 24.3 | 15.6 | 19.8 |
| 7月 | 26.8 | 17.5 | 22.2 |
| 8月 | 26.5 | 17.5 | 22.0 |
| 9月 | 21.1 | 13.5 | 17.3 |
| 10月 | 14.8 | 8.2 | 11.5 |
| 11月 | 8.0 | 3.3 | 5.7 |
| 12月 | 4.0 | 0.2 | 2.1 |
(出典: オーストリア中央気象地学局(ZAMG)の長期統計データを基に作成)
春(3月〜5月)
春のウィーンは日中の暖かさと朝晩の寒さのギャップに注意が必要です!
3月はまだ寒い日が多いですが、4月以降は平均気温が10℃を超え、街に美しい新緑が広がり始めます
しかし、大陸性気候のため朝晩は冷え込むため、体感温度は低く感じます。
服装は、厚手のカーディガンや薄手のダウンジャケットなど、脱ぎ着しやすいアウターを用意して、細かく体温調節するのがおすすめです
夏(6月〜8月)
ウィーンの夏は日差しは強いが湿度が低いため、観光に最適なシーズンです!
最高気温は25℃を超える日が多く、時には30℃以上になることもあります
しかし、湿度が低く乾燥しているため、日陰に入れば比較的涼しく感じます
服装は、日中は日本の夏服でぴったりですが、日差しが非常に強いので紫外線対策は必須です
また、美術館や地下鉄、レストランは冷房が効いているため、薄手の羽織ものを必ず持ち歩くのがおすすめです。
秋・冬(9月〜2月)
ウィーンは冬が長く、本格的な防寒対策が必須です!
秋(9月〜11月)は紅葉が美しい季節ですが、10月後半からは急激に気温が下がり、本格的な冬へと向かいます。
冬(12月〜2月)は平均最低気温が氷点下になる日が続き、雪が降ることもあります
寒さは厳しいですが、クリスマスマーケットなど、冬ならではのロマンチックなイベントが充実する季節でもあります。
10月のウィーンの寒さ経験談!


10月にウィーンに旅行しました!
薄手のジャケットとセーターだけ持っていきましたが、現地で体感したのは想像をはるかに超える厳しい寒さ
ウィーンの10月は、日本の晩秋や初冬の装備が必要なほど冷え込む日があります
空気が乾燥しているため、一度冷えると体温が奪われやすいです
また、朝晩の急激な冷え込みがかなりきついです。
日中は暖かくても、日が暮れるとあっという間に気温が一桁台まで急降下します

夜は本当に寒い。東京の冬の方がましだと思いました

20時ごろに乗ろうとしたトラムが遅延していて、15分くらい乗り場で待っていた時が地獄でした..
風も強いし恐ろしいくらい寒かったです
10月のウィーンは秋の景色を楽しめる時期ですが、快適に過ごすためには以下の服装準備がおすすめです
- 防水・防風性の高いアウター: ダウンジャケットか、中綿入りのしっかりしたコートが最適です。
- 小物で熱を逃さない: マフラーや手袋は、朝晩の冷え込み時に必須アイテムです。
- 重ね着(レイヤード): セーターやフリースなどを活用し、すぐに脱ぎ着できる服装にするのが賢明です。
「寒いよりはマシ」と思って、少しオーバーかなと思うくらいの防寒具を持っていくのが、ウィーンの10月を楽しむために良いかと思います!

現地でマフラーなど防寒具を探したんですが、見当たらなかったです..
寒さに強い人が多いのか探し方が悪かったのかよく分かりませんが、10月時点では防寒具やあったかいセーターなど売っているお店は見当たりませんでした
ウィーン旅行のオンシーズンとオフシーズンを徹底比較!
オンシーズン

ウィーンのオンシーズンは、主に6月から8月の夏です。
- 気候が最適! 湿度が低くカラッとしており、日照時間も長いため、公園やシェーンブルン宮殿の庭園など、屋外観光を心ゆくまで楽しめます。
- イベントが豊富! 音楽祭や野外コンサートなど、夏ならではのイベントが多数開催されます。
ヨーロッパのバカンスシーズンと重なるため、旅費(航空券・ホテル代)は最も高騰します
人気美術館やオペラ座の見学は事前予約がおすすめです
オフシーズン
ウィーンのオフシーズンは、主に1月〜3月上旬です。(クリスマスマーケット期間の12月は除く)
- 旅費が安い! クリスマスシーズン後の1月、2月は、観光客が減り旅費が安くなるため、予算を抑えたい旅行者にとって狙い目です。
- オペラ・コンサートが充実! オペラ座や楽友協会など、ウィーンの芸術鑑賞は冬にシーズンを迎えるため、最高レベルの文化体験がぴったりです。
- 12月は別格! クリスマスマーケット目当てであれば、寒さ対策をしてでも行く価値がある、最高のイベントシーズンです。
寒さが厳しく、観光中は体が冷えやすいです
日照時間も短いため、効率的な観光計画を立てるのがおすすめです
ウィーン旅行のベストシーズンは?

ウィーンで最も快適に街歩きを楽しめるのは、5月と9月です
この時期は寒すぎず暑すぎず、気候が非常に安定しているため、長時間の散策にぴったりです
旅費も夏のピークシーズンより抑えられる傾向があります。
とにかく費用を抑えて旅行を計画したい場合は、1月と2月が狙い目
年末年始の休暇期間を除けば、極寒期にあたるこの時期は観光客が減少するため、航空券やホテルの料金が最も安くなる傾向があります
ウィーンの冬の風物詩であるクリスマスマーケットを目的にするなら、開催時期である12月上旬から12月24日がぴったりです
寒さは厳しいものの、街全体が華やかにライトアップされ、ロマンチックな雰囲気に包まれます。
ちなみにオペラやコンサートのシーズンは9月から翌年6月です
ただ、ここのオーケストラに絶対行きたい!などなければ、7,8月でもどこかしらがやってるので(協会など)大丈夫だと思います
個人的には、次行くなら5月など暖かい時期に行きたいです!
クリスマスマーケット行きたいけど、10月時点でかなり寒かったので12月はどうなるのか..
寒さに強い方はぜひ行ってみてください
オーストリア/ウィーンの季節ごとの服装ガイド

ウィーン旅行の服装は、「防寒性」と「美術館・オペラ鑑賞に対応できる服装」の準備がキーワードです!
春・秋の服装と持ち物
| 服装 | 持ち物 |
| トップス:長袖シャツ、セーター(薄手〜中厚手) | 薄手のダウンジャケットまたは厚手のジャケットがおすすめです。 |
| アウター:トレンチコート、薄手のダウン | マフラー・ストール(朝晩の冷え込み対策に便利です) |
| ボトムス:長ズボン、厚手のスカート | 歩きやすい靴(石畳が多いのでぴったりです) |
夏の服装と持ち物
| 服装 | 持ち物 |
| トップス:Tシャツ、半袖シャツ | サングラス、帽子(日差し対策にぴったりです) |
| アウター:薄手のカーディガンやパーカー(必須アイテムです) | 日焼け止め(日差しが強いためおすすめです) |
| ボトムス:ショートパンツ、涼しい素材の長ズボン | 少しフォーマルな服装(オペラ鑑賞予定の場合に用意するのがおすすめです) |
冬の服装と持ち物
| 服装 | 持ち物 |
| トップス:厚手のセーター、ニット | ヒートテックなどの発熱インナー(必須アイテムです) |
| アウター:本格的なダウンジャケットまたはウールコートがおすすめです。 | マフラー、手袋、ニット帽(冷たい風対策にぴったりです) |
| ボトムス:裏起毛パンツ、厚手のジーンズ | 防水性のある暖かいブーツ(雪・凍結対策にぴったりです) |
ウィーン旅行の荷造り術:短期旅行vs長期滞在
Tシャツなどは現地調達も可能!
先述したように、防寒具はかさばるかもしれないけど持っていくのがおすすめです..
| 期間 | 服装の目安(夏) | 服装の目安(冬) |
| 2泊3日の場合 | Tシャツ3枚、ボトムス2本、羽織もの1枚 | セーター3枚、長袖シャツ2枚、ダウンコート1枚 |
| 1か月滞在(留学など) | Tシャツ7〜10枚、ボトムス4本、薄手アウター1〜2枚 | セーター5枚、長袖シャツ5枚、ダウンコート1枚、厚手ジャケット1枚 |
洗濯事情と持ち物アドバイス
洗剤・柔軟剤はどうする?
留学の場合、寮やアパートには基本的に洗濯機がありますが、洗剤や柔軟剤は現地で調達するのが一般的です
BILLAというスーパーに売っていたのでそこで調達するのがおすすめです。

ちなみに日本の洗濯ネットは海外で売られていないことが多いので持っていくのがいいと思います
おすすめ洗濯キット

一週間程度の旅行ならこれを持っていくのがおすすめ!
どこでも袋でお洗たくは袋に洗濯物と洗剤入れて振ると洗濯できます
少し体力いりますが、スーツケース重くなるよりはましだと考えてよく旅行に持って行ってます
ちなみに、ウィーンの気候は乾燥しているため、洗濯物は比較的乾きやすいです!
まとめ
オーストリア・ウィーンは、どの季節に訪れてもそれぞれの魅力があります。
- 気温: 夏は乾燥して暑いですが、冬は氷点下になる厳しい寒さがあります。
- 服装: どの季節も、寒暖差に対応できる重ね着が基本です。冬は特に徹底した防寒対策がおすすめです!
- ベストシーズン: 快適な街歩きなら春・秋、文化とイベントなら冬(クリスマス)がおすすめです。
この記事を参考に、目的に合わせたベストシーズンを選び、最高のウィーンの旅を楽しんでください!


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