こんにちは!
中世の古城や豊かな森、そして世界に誇るビール文化が詰まった国、ドイツへいつ行こうか悩んでいませんか?
ドイツは、首都ベルリンの現代的な文化、南部の雄大なアルプス、そしてロマンチックなクリスマスマーケットまで、世界中から愛される多様な魅力を持つ国です。

ドイツってどんな気候なの?

どの都市にいつ行くのがベスト?
この記事では、そんな疑問を一気に解決し、ドイツ旅行を100%楽しむための準備をサポートします!
この記事でわかること
- ドイツ全土の年間気温と、地域ごとの気候の特徴
- 旅行経験者が教える、本当に快適なドイツ旅行のベストシーズン
- ベルリン、ミュンヘン、ハンブルク、ケルンなど、主要都市の気候比較
- 観光やクリスマスマーケットなど、目的別のおすすめ服装と持ち物
この記事を読めば、ドイツの気候に合わせた準備がバッチリでき、最高の旅を楽しめるはずです!
ドイツの年間気温と気候の特徴

ドイツはヨーロッパの中心に位置しており、国内でも気候の特性が大きく異なります
東部・南部: 夏と冬の気温差が大きい大陸性気候
北部・西部: 北海からの影響で、比較的温暖で穏やかな海洋性気候
総じて夏はカラッとして過ごしやすい反面、冬は日本よりも厳しく、本格的な寒さ対策が必要です
首都ベルリンの年間気温
ベルリンの気候は、ドイツ東部の気候を知るうえでの基準となります!
冬は氷点下になる日が多く、夏は湿度が低く快適です
※ほかの都市の天候の特徴については後ほど紹介しています
| 月 | 平均最高気温(°C) | 平均最低気温(°C) | 平均気温(°C) |
| 1月 | 3 | -2 | 0.5 |
| 2月 | 4 | -1 | 1.5 |
| 3月 | 9 | 1 | 5.0 |
| 4月 | 14 | 5 | 9.5 |
| 5月 | 19 | 10 | 14.5 |
| 6月 | 22 | 13 | 17.5 |
| 7月 | 24 | 15 | 19.5 |
| 8月 | 24 | 14 | 19.0 |
| 9月 | 19 | 11 | 15.0 |
| 10月 | 14 | 7 | 10.5 |
| 11月 | 8 | 3 | 5.5 |
| 12月 | 4 | 0 | 2.0 |
(出典: ベルリンの長期統計データを基に作成)
春(3月〜5月)
春のドイツは、日中の暖かさと朝晩の冷え込みのギャップが非常に大きい時期です。
日本に比べると肌寒く、特に4月は天候が変わりやすいのが特徴です
薄手のダウンや厚手のカーディガンなど、脱ぎ着しやすいアウターを用意して細かく体温調節するのがおすすめです
夏(6月〜8月)
ドイツの夏は、最高気温が20℃〜25℃程度で、湿度が低くカラッとしているため、観光しやすい最高のシーズンです!
ただし、日差しが強いため紫外線対策は必須です
また、観光施設内は冷房が効いている場合があるため、薄手の羽織ものを持ち歩くのがおすすめ!
秋・冬(9月〜2月)
ドイツの冬は長く、徹底した防寒対策が必須です
秋は美しい紅葉が楽しめますが、10月後半からは急激に気温が下がります
冬は平均気温が氷点下になる日もあり、雪や凍結の可能性があります
寒さは厳しいですが、11月後半から始まるクリスマスマーケットは、冬ならではの最高のイベントです!
知っておきたい!ドイツ旅行の寒暖差と乾燥事情

ドイツ旅行では、特に内陸部(ベルリン、ミュンヘンなど)で「乾燥」と「寒暖差」への対策が非常に大切
ドイツは湿度が低く、冬は空気が乾燥し、一度冷えると体温が奪われやすい特徴があります
- 寒暖差対策: 特に朝晩と日中の寒暖差が激しいため、服をレイヤリング(重ね着)して細かく体温を調節することが快適な旅の鍵となります。
- 乾燥対策: 冬の乾燥は喉や肌の大敵!保湿クリームやリップ、携帯用の喉スプレーなど、乾燥対策グッズの準備もしておくと安心です。
10月のミュンヘン体験談!


10月にミュンヘンに3日居ました!
日中は日差しがあればアウターを脱いで過ごせるほど快適でした
散策中は日本の晩秋レベルの服装で十分対応できます◎
日が暮れると一気に気温が下がるのでそこは注意してください!
夕食後の散策や夜景を楽しむ際は、油断せずに本格的なコートや小物でしっかりと防寒対策をしてくださいね
ドイツ旅行のオンシーズンとオフシーズンを徹底比較!
オンシーズン

ドイツの最も賑わうオンシーズンは、主に6月から8月(夏)と12月(クリスマス)です
6月から8月(夏)
夏の時期は、湿度が低くカラッとしているため、屋外での観光に最高の気候!
日照時間も長く、ビール祭りなどの各地のイベントも豊富に楽しめます
ただし、この時期はヨーロッパ全体がバカンスシーズンと重なるため、航空券やホテルの宿泊費といった旅費が最も高騰します
人気観光地が非常に混雑してしまう点には注意が必要です。
12月(クリスマス)
寒さが厳しいにもかかわらずオンシーズンとなるのがクリスマスシーズン!
ドイツのクリスマスマーケットは世界的に有名で、ロマンチックな雰囲気を味わうために、寒くても訪れる価値のある最高のイベントシーズン
街全体が華やかな雰囲気に包まれますが、寒さ対策は必須
クリスマス直前は特に混雑が激しくなり、旅費も高めになる傾向があります
オフシーズン

比較的観光客が少なくなるオフシーズンは、主に1月〜3月上旬です。
最大のメリット: クリスマスシーズン後で観光客が激減するため、旅費が安くなる時期です
予算を抑えたい旅行者にとって絶好の狙い目!
注意点: 寒さが非常に厳しく、氷点下の日が続きます
日照時間も短く、効率的な観光計画が必要です
博物館・美術館巡りなら良いかも◎
ドイツ旅行のベストシーズンは?

ドイツで最も快適に街歩きを楽しめるのは、5月と9月です
この時期は寒すぎず暑すぎず、気候が非常に安定しており、長時間の散策にぴったりです。旅費も夏のピークシーズンより抑えられる傾向があります!
- 快適な街歩き優先なら: 5月、9月
- 費用を抑えたいなら: 1月、2月(極寒期のため覚悟が必要)
- ロマンチックなイベント優先なら: 12月(クリスマスマーケット開催期間)
ドイツの主要都市の気候比較とベストシーズン
ドイツは東西南北で気候の特性が変わります!
周遊旅行の際は、訪れる都市の気候とベストシーズンを把握しておくと安心です
ベルリン(東部)

首都ベルリンは東部の内陸に位置しており、大陸性気候の影響を強く受けています
夏は日差しが強いものの湿度が低く、カラッとしていて過ごしやすいです
しかし、冬の寒さは厳しく、長く続く傾向があります
また、年間を通して降水量が少ないため、特に冬は空気が乾燥しているのが特徴です。
最も快適に観光できるのは、寒すぎず暑すぎない5月や9月
この時期は気候が安定しており、夏のピークの混雑を避けながら街歩きを楽しめます
ミュンヘン(南部)

南部のバイエルン州にあるミュンヘンは、雄大なアルプス山脈に比較的近いため、東部のベルリンとは異なる気候特性を持っています。
夏は温暖ですが、標高の影響で日中の気温差が大きくなります
冬はドイツの主要都市の中で最も寒さが厳しく、降雪量が多いのが最大の特徴です
雪景色はロマンチックですが、天候が急に変わることもあるため注意が必要です
観光に最適なのは、暖かく過ごしやすい5月〜9月にかけての期間
この時期は、世界最大のビール祭り「オクトーバーフェスト」(9月〜10月上旬)など、大規模なイベントも開催され、街が最も賑わいます
ハンブルク(北部)

北海に面した港湾都市ハンブルクは、海洋性気候の影響を受けますが、寒さが和らぐというよりも、天候が不安定になるという特性があります
冬は氷点下になる日がミュンヘンやベルリンよりは少ないです!
しかし北海からの強い海風が吹き付けるため、体感温度は非常に低く感じられます
また、年間を通して曇りや雨の日が多く、晴天の日が少ないのも特徴です
日照時間が長く、気温が最も安定して暖かい7月〜8月がベストシーズンです
この時期なら、曇りの日でも寒さを感じることなく、港町らしい散策を楽しめるでしょう。
ケルン(西部)

西部、ライン川沿いのケルンは、西岸海洋性気候の影響を強く受けており、ドイツの主要都市の中で最も冬が穏やかな地域です
冬の冷え込みが厳しくなく、氷点下になる日や積雪も非常に稀です
他のドイツの都市に比べて、冬の旅行でも比較的軽装で済みます
年間を通じて降水量が多い傾向があります
春の終わりから秋にかけて、気温が穏やかで過ごしやすい5月、9月、10月がおすすめです
特に秋口は、夏の混雑も落ち着き、ゆっくりと大聖堂や街並みを堪能できます
周遊旅行のワンポイントアドバイス
ドイツ国内を周遊される際は、西部のケルンと南部のミュンヘンでは、冬の服装の基準が大きく異なります!
ミュンヘンやベルリンなど内陸部に行く際は、防寒着を二重に用意するくらいの意識で荷造りすると安心です
ドイツの季節ごとの服装ガイド:快適な旅は重ね着が鍵!

ドイツ旅行の服装を準備する際のキーワードは、「寒暖差に対応できる重ね着」と、冬の「本格的な防寒」
春・秋の服装と持ち物
春(3月〜5月)や秋(9月〜11月)は、日中の暖かさと朝晩の冷え込みの差が大きくなります。
トップスには長袖シャツや薄手〜中厚手のセーターを用意し、アウターには薄手のダウンジャケットや厚手のジャケットなど、すぐに脱ぎ着できるものが◎
体温調節に便利なマフラーやストールは必須アイテム!
また、石畳が多い旧市街を歩くために、歩きやすい靴を選んでくださいね。
夏の服装と持ち物
ドイツの夏(6月〜8月)はカラッとしていますが、日差しが強い上に朝晩は冷えることがあります。
日中はTシャツや半袖シャツといった日本の夏と同じような服装で大丈夫です
ただし、薄手のカーディガンやパーカーなどの羽織ものは、冷房が効いた観光施設内や、朝晩の冷え込み対策として持ち歩くのがベスト
日差し対策としてサングラスや帽子、日焼け止めは必須です!
また、高級レストランや劇場を訪れる予定があれば、薄手のフォーマルな服装も用意しておくと安心です
冬の服装と持ち物
ドイツの冬(12月〜2月)は寒さが厳しく、徹底した防寒対策が必要です。
トップスは厚手のセーターやニット、そしてヒートテックなどのインナーを着用するのがおすすめ
アウターは、風を通さない本格的なダウンジャケットまたはウールコートが必須です。
冷たい風や氷点下から身を守るため、マフラー、手袋、ニット帽といった小物も忘れずに!
また、雪や凍結の可能性があるミュンヘンなどの都市を訪れる際は、防水性のある暖かいブーツがあると非常に快適に過ごせます
ドイツ旅行の荷造り術:短期旅行 vs 長期滞在
Tシャツなどの軽い衣類は現地調達も可能ですが、特に寒い季節の防寒具は、日本から持っていくのが安心です。
期間別:服装の目安(荷造りリスト)
| 期間 | 服装の目安(夏) | 服装の目安(冬) |
| 2泊3日の場合 | Tシャツ3枚、ボトムス2本、薄手の羽織もの1枚 | セーター3枚、長袖シャツ2枚、本格的なダウンコート1枚 |
| 1か月滞在(留学など) | Tシャツ7〜10枚、ボトムス4本、薄手アウター1〜2枚 | セーター5枚、長袖シャツ5枚、ダウンコート1枚、厚手ジャケット1枚 |
ドイツの洗濯事情と持ち物アドバイス
ドイツは内陸部を中心に空気が乾燥しており、洗濯物は比較的乾きやすいのが嬉しいポイントです!
洗剤・柔軟剤はどうする?
長期滞在(留学やアパート利用)の場合、寮やアパートには基本的に洗濯機があります!
しかし洗剤や柔軟剤は現地で調達するのが一般的です。
ドイツにはREWE(レーヴェ)、EDEKA(エデカ)といった一般的なスーパーや、ALDI(アルディ)、Lidl(リドル)といったディスカウントスーパーがあり、どこでも簡単に手に入ります。
そちらで調達するのがおすすめです。

ちなみに日本の洗濯ネットは海外で売られていないことが多いです
デリケートな衣類がある場合は、ぜひ持っていくことをおすすめします
おすすめの携帯洗濯キット

一週間程度の旅行ならこれを持っていくのがおすすめ!
どこでも袋でお洗たくは袋に洗濯物と洗剤入れて振ると洗濯できます
少し体力いりますが、スーツケース重くなるよりはましだと考えてよく旅行に持って行ってます
まとめ
ドイツは、どの季節に訪れてもそれぞれの魅力があります。
- 気候: 南部・東部は寒暖差が大きく、西部・北部は比較的穏やかです。
- 服装: どの季節も、寒暖差に対応できる重ね着が基本です。
- ベストシーズン: 快適な街歩きなら5月・9月、ロマンチックなイベントなら12月(クリスマス)がおすすめです。
この記事を参考に、目的に合わせたベストシーズンを選び、ドイツの旅を楽しんでください!


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