こんにちは!
中世の古城や豊かな森、そして世界に誇るビール文化が詰まったドイツのミュンヘン
誰もが憧れる素敵な街ですが、旅行の計画を進める中で、やはり気になるのが現地の安全性

特に観光地ではスリや置き引きが怖い!
この記事では、私がミュンヘンを旅して分かった「治安マップ」とともに、ミュンヘンの治安を徹底解説していきます!
この記事でわかること
・ミュンヘン全体の治安の基本レベル
・ミュンヘンで旅行者が遭遇しやすい軽犯罪の種類
・ミュンヘンの治安が良い場所、悪い場所
この記事を読んで、ミュンヘンの治安に詳しくなっていきましょう!
ミュンヘン全体の治安&旅行者が遭遇しやすい軽犯罪

ミュンヘンってどれくらい安全?
ミュンヘンは、ヨーロッパの主要都市の中でも治安が良いことで知られています
ドイツ国内で最も豊かな州都の一つであり、街全体が清潔で整備が行き届いているため、夜間でも比較的安心して歩くことができます
安全性の高さ
殺人や強盗といった凶悪犯罪の発生率は非常に低く、観光客が巻き込まれることは滅多にありません
私自身が現地を訪れた際も、街全体にゆったりとした空気が流れており、過度に緊張することなく観光を楽しめました
警察の体制
旧市街などの中心部では警察の巡回も頻繁に行われており、特に観光客への安全対策は手厚いです
旅行者が遭遇しやすい「軽犯罪」
治安が良いミュンヘンですが、観光客をターゲットにした軽犯罪(スリ、置き引き)は残念ながらゼロではありません
これらの犯罪は、観光地や交通機関といった「人が多く、気が緩みがちな場所」で発生します
ミュンヘンで特に注意すべきなのは、以下の2つの軽犯罪です
スリ(Pickpocketing)
最も警戒すべき犯罪です
手口は巧妙で、観光客が写真を撮るのに夢中になっている間や、混雑するトラム・地下鉄の乗降時に発生します
手口の例:
- 身体接触型: 複数人で囲み、一人が声をかけたり、体をぶつけたりして注意を逸らしている間に、別の人間がバッグやポケットから財布を抜き取る
- 目隠し型: 地図を広げたり、物を落としたふりをして、ターゲットの手元やカバンの口元を隠す
置き引き(Theft of unattended property)
カフェのテラス席やビアホール、ホテルでのチェックイン時など、荷物から目を離した隙に発生します
手口の例:
- 椅子の背もたれにバッグをかけたまま、食事や会話に夢中になっている間に持ち去る
- スーツケースを足元に置いたまま、スマートフォンを操作している間に持ち去る
これらの軽犯罪は、ちょっとした注意でほとんど防げるものばかりです
次のセクションで紹介するエリア情報を参考に、常に貴重品の管理を徹底していきましょう!
ミュンヘンの治安マップ:色分けの定義

実際に歩いて感じた安全レベルで各エリアを色分けしました!
赤は夜間の雰囲気が悪化する特定スポットや、軽犯罪のリスクが極めて高いエリア
黄色は治安は悪くはないが、人が集中しすぎている・もしくは少ないため注意が必要なエリア
緑は基本的な注意だけで観光を楽しめる非常に安全なエリア
この色分けをもとに、次のセクションから具体的なエリアごとの注意点を見ていきましょう!
赤色:警戒が必要なスポット

ミュンヘンには、過度に恐れるような「危険な場所」はありません!
が、私が実際に歩いてみて「他のミュンヘンのエリアに比べて治安が悪く感じた場所」を赤にしています
中央駅(Hauptbahnhof)の南側エリア

夕方あたりにここらへんを歩きました
女性がほとんど歩いていなく、男性のグループなどが多かったです
あと他のエリアでは見なかったホームレスも見かけました
シラー通りは治安悪いと言われますが、バイアー通りの時点で治安悪かったです
夕方の時点で治安悪そうだったので夜はもっと悪いと思います

ここら辺は理由がない限り近づかない方が良いです
そもそもこの辺りは観光スポットもないので近づく理由もないと思います..
この辺りは安いホテルが多いのでつい取ってしまいそうになりますが、できる限り避けるのがおすすめです
マリエン広場(Marienplatz)周辺

中央駅南側エリアよりはましですが、スリっぽい人が歩いていました

携帯を耳に当ててるのに何もしゃべらず、
周囲を見渡しながら歩いている人がいました
とてもきれいな場所ですが、とにかく人が多いのでスリが活動しやすいんだと思います
写真を撮るのに夢中な人や、カフェのテラス席で荷物を足元に置いた人が多く、注意力がそれた瞬間が狙われやすそうでした感じました
カバンは体の前で抱えるか、斜めがけにして口をしっかり閉めるのがベストです
あまり長居はせず、写真撮ったら帰るくらいが良いと思います
ホフブロイハウス(Hofbräuhaus)周辺と店内
ミュンヘンだし、せっかくなら美味しいビール飲みたいですよね
ビールが有名なホフブロイハウスは夜になると陽気な酔客で賑やかになります
こちらも中央駅南側に比べたらなんてことはないですが、店内やテラスでバッグを椅子にかけたまま席を離れた際の置き引きに要注意です!
店内でも荷物を手元から離さないように徹底しましょう
黄色:ここはちょっと注意!なエリア

治安が悪いわけではないですが、賑わっていてスリが多そうなところ、昼でも人通りが少ないところを黄色にしています
駅北側エリア(特に夜間)
夜になると人通りが少なくなるエリアです
ちょっとやんちゃそうな若者が歩いていることもあるので、夜の移動はできる限りトラム使うのがおすすめです

ちなみに私はこの辺りで、大通り沿いのホテル取りました!
アザム教会(Asamkirche)周辺
教会内、というより教会の外が人通り多めです
そんなに悪い感じはしませんが、スリには注意した方が良いと思います
カールスプラッツ(Karlsplatz/Stachus)周辺
巨大な噴水やトラムの乗り換え場所として、常に人通りが非常に多いスポット!
人が密集しやすいため、荷物への意識が逸れやすい場所です
スリには注意!
深夜の地下鉄(U-Bahn)内
あとは、U-Bahnも夜は気を付けた方が良いと思います!
終電近くになると乗客が少なくなり、人目がない状況でのトラブルやスリのリスクが高まります
深夜の移動は、安心できるタクシーや配車アプリを使うのが、何より安全で快適です
緑色:安心して滞在・観光できる安全エリア

これらのエリアは、安心して滞在し、ミュンヘンの素敵な日常を満喫できるエリア!
アルテ・ピナコテークなどがある美術館エリア(クンストエリア)

ミュンヘン中央駅の北側には、美術館や博物館が集まっているエリアがあります!
アルテ・ピナコテーク( Alte Pinakothek)、ノイエ・ピナコテーク(Neue Pinakothek)、ピナコテーク・デア・モデルネ(Pinakothek der Moderne)などが集まるこのエリア
地元では「クンストエリア(Kunstareal:芸術エリア)」と呼ばれています
ここは、ミュンヘンの中でも非常に治安水準の高いエリアだと感じました!
一帯が静かでアカデミックな雰囲気に包まれていて、落ち着いた人が多く行き交っているように感じます
中央駅周辺のような喧騒や、観光客を狙う集団が常駐するような環境ではないと思います
昼間は、芝生で休憩する人々や、カフェで静かに過ごす人たちばかりで、海外であることを忘れてしまうほどリラックスできました
ピナコテーク・デア・モデルネの前でイベントをしていて、子供がたくさん遊んでいたのが特に印象的でした

他のエリアでは子供そんなに見かけなかったです
ミュンヘン・レジデンツ周辺
ミュンヘン・レジデンツ(Münchner Residenz)は、ミュンヘン旧市街の中心部に位置する、かつてのバイエルン王家の宮殿です
周辺には高級ブティックやカフェが立ち並び、夜遅くまで照明が明るかったです

健全な雰囲気が保たれていました
近くにはバイエルン州政府の庁舎や州立の劇場などが集まっているからか、警備レベルが高く感じました
ただ、レジデンツ周辺は、コンサートや政治的な集会、あるいはクリスマスマーケットなどのイベントが開催されることがあります
その時は人が密集するので、治安は「黄色信号」レベルになると思います
シュヴァービング地区(Schwabing)
地図に入りきらなかったのですが、美術館ゾーンのもっと北側にあります
芸術家や学生が多く、カフェ文化が栄える文化的なエリアです
住民の防犯意識が高く、ミュンヘンで最も住みやすい地域の一つと評価されています
女性の一人旅や、落ち着いたカフェ文化を楽しみたい方にピッタリです◎
ハイトハウゼン地区(Au–Haidhausen)
旧市街からイザール川を渡った東側で、富裕層も多く住む人気の住宅街です。利便性が高いにも関わらず、夜の騒がしさが少なく、治安と生活の質のバランスが取れています。
治安の良さと中心部へのアクセスの両方を重視するなら最高の選択肢です。
まとめ
ミュンヘンは、ドイツの中でも安心して旅ができる、素晴らしい街です!
この記事で知った「赤・黄・緑」のエリア情報を頭に入れて、あとは少しだけ注意を払うだけで大丈夫
あなたの旅はきっと、さらに快適で思い出深いものになるはず!
ぜひ楽しんできてくださいね~!


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