こんにちは!
音楽と芸術の都ウィーンを効率よく巡るには、現地の公共交通機関を理解することが不可欠です!
ウィーンの交通システムは非常に発達しており、主にUバーン(地下鉄)、Sバーン(近郊電車)、トラム(路面電車)、バスの四つが中心となり、市民と観光客の足となっています
この記事では、これらすべての交通手段の役割と利用法、共通チケットシステムを分かりやすく解説します!

私はUバーンとSバーンとは何なのか、行くまでよく分からなかった・・
この記事で詳しく解説していきます!
この記事でわかること
・Uバーン、Sバーン、トラム、バスの基本的な役割と運行エリア
・旅行者におすすめの乗り放題チケット(1日券など)の種類と活用法
・各交通機関の具体的な乗り方、降り方、そして注意点
私が実際に行ったときの体験談とともにお伝えしていきますー!
ウィーンの交通システム:役割と運行エリアの定義
ウィーンの公共交通機関は、Uバーン、Sバーン、トラム、バスの四つが連携しています!
すべての交通手段がウィーン交通局(Wiener Linien)によって運営され、共通の運賃体系を採用しています
Uバーン(U-Bahn)

Uバーンは、東京の地下鉄やパリのメトロと同じく、ウィーン市内中心部の移動を担う主要な交通手段です
観光スポットや主要な駅を網羅しており、最も頻繁に利用することになります
その最大のメリットは、最も速く、渋滞の影響を一切受けない点にあります
運行本数が非常に多く、ピーク時は数分間隔で運行しています
現在5路線(U1~U6)が運行中です
Sバーン(S-Bahn)


Sバーンは、主にウィーン市内と郊外、そしてウィーン国際空港(VIE)を結ぶ近郊電車の役割を果たします
Uバーンでは届かない遠方への移動や、空港アクセスには不可欠
Sバーンは、主にウィーン市内と郊外を結んでいます
ウィーン国際空港(VIE)へのアクセスや、遠方の住宅地への移動に使われます
Uバーンと比べて運行間隔は広く(30分〜1時間間隔の路線もある)、地上を走る区間が多いのが特徴です

事前の時刻表確認が必要!
Uバーンとは違い、ウィーン市外の駅も含むため、空港アクセス時などは別途チケットが必要になる場合があります
UバーンとSバーンって結局何??
簡単にいうと、都営地下鉄の大江戸線と三田線みたいなもんです
運行エリアが違うけど、運営は同じ(東京都)みたいなイメージだと分かりやすいです
トラム(Tram)

トラム(路面電車)は、地上を走行します!
バスと違うのは、線路の上を走ること!
Uバーンほど速くはありませんが、街並みを見ながら移動できるため、乗るだけでも楽しい!

私はよく利用していました
特に旧市街を取り囲む「リングシュトラーセ」を走る路線は、観光に最適です
バス(Bus)

バスは、狭い通りや夜間、郊外といったUバーンやトラムがカバーできないエリアを補完する補助的、かつきめ細やかな移動手段です

写真撮り忘れましたが、横に長いです笑
夜間には夜間バス(NightLine)が運行されています
旅行におすすめ!ウィーンの共通料金システムと乗り放題チケット
Uバーン、Sバーン、トラム、バスは、ウィーン市内(ゾーン100)の移動に関しては共通のチケットで乗車できます。
ちなみに、主要な観光地は大体ウィーン市内に納まってるので、そんなに心配しなくて大丈夫!
観光客の強い味方!乗り放題チケットが断然おすすめ
ウィーン市内の観光スポットは広範囲に点在しており、移動回数が多くなりがちです
そのため、乗り放題チケット(1日券など)の購入が最も経済的かつ便利です!

打刻忘れがないので楽!
24時間券/48時間券/72時間券:
滞在時間に応じて購入できます
有効期間内であれば、Uバーン、Sバーン、トラム、バスの全てが乗り放題で、都度チケットを買う手間が省けます

私は72時間を買いました!
8日間モビリティパス(8-Tages-Klimakarte):
8回分の印字欄があり、複数人での利用や、日を分けて一人で利用するのに適しています。
【重要】Sバーン利用時の注意点:市外料金
Sバーンでウィーン市外(例:ウィーン国際空港)へ移動する場合は、ウィーン市内のチケット(ゾーン100)だけでは不足します
1日券などを持っている場合は、市境から目的地までの追加チケットを忘れずに購入する必要があります!
空港駅などでは必ず確認しましょう
事前に1日券を買っていて、空港から市内に移動したい場合も同様です
追加チケットの買い方は以下を参考にしてください!
乗り方とウィーンの「改札がない」ルール
ウィーンの公共交通機関を初めて利用する上で、最も重要なのがチケットのルール!
チケットの購入と打刻(ヴァリデート)
チケットは駅の自動券売機、またはアプリで購入できます
最初の乗車時は「打刻」を忘れずに!
無打刻は無賃乗車と見なされ、高額な罰金(100€以上)が科せられる可能性があります
検札は頻繁に行われていますので、絶対に忘れないようにしましょう!
ウィーンの駅には自動改札機がありません
しかし、ホームや車両の入口付近に設置された青い箱型の打刻機に必ずチケットを差し込み、利用開始時刻を印字する必要があります
乗り放題チケットの場合も、最初に乗車する時(1回目)に必ず打刻してください
一度打刻すれば、有効期限内は再度の打刻は不要です
各交通手段の具体的な乗り方・降り方と注意点
Uバーン
Uバーンを利用する際は、地下鉄のホームに降りる前に、必ず打刻機でチケットを打刻します
車両のドアは、日本の地下鉄と同様に自動で開閉します!
降り方についても、駅に到着するとドアが自動で開きますので、路線図で目的地を確認し、乗り過ごさないよう注意しましょう
市内を移動する上で最も速く便利ですが、夜間は利用者が減り治安に不安を感じることもあります
特に女性の一人旅などは出口付近や乗客の多い車両を利用するなど注意が必要です
Sバーン
SバーンはUバーンとは別のホーム(通常は地上駅)から出発します

たまに、地下1階にSバーン、地下2階にUバーンみたいな駅があります
車両のドアは、手動またはボタン操作で開ける必要がある場合もあります
降車時も、ドアの開閉ボタンを押して降りる場合があります
最も注意すべき点は、Uバーンと違い運行間隔が広く、時間帯によっては30分以上の待ち時間が発生することがある点です
空港アクセスなどで利用する際は、必ず事前に時刻表で確認し、余裕を持って行動しましょう
また、市外に出る際は追加チケットが必要になることを忘れないでくださいねー!
まとめ
トラム(路面電車)

トラム(路面電車)の停留所(Haltestelle)で待ちます!

トラムが到着したらドア付近にある緑色や黄色のボタンを押してドアを開けて乗車します
車両内で打刻機があれば、ここでも打刻可能です
降車ボタンはありますが、押さなくても大体の駅で止まりました
停留所が道路の中央にある場合、車に注意しながら乗降しましょう~!
バス(Bus)

バスもトラムと同様に、停留所で待って乗車し、乗車時に打刻機があれば打刻します
乗車や降車の際には、トラムと同様にドアのボタンを押して開閉する場合が多いです

降りる停留所が近づいたら、車内の降車ボタンを押して運転手に知らせます
ボタンを押さないと、日本と同様通過することがありました
市内中心部から離れると運行本数が少なくなるため、特に夜間はUバーンやトラムの運行が終了する時間帯に運行される「夜間バス(NightLine)」を利用すると便利です
まとめ

Uバーン、Sバーン、トラム、バスのそれぞれの役割と、共通チケットシステムを理解すれば、ウィーンでの移動はもう完璧です!
- 市内観光: 乗り放題チケットを最大限活用しましょう。
- 最重要ルール: 最初の乗車時に必ずチケットを打刻するのを忘れないでください!
このガイドを参考に、ウィーンの美しい街並みを隅々まで楽しんでください!



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